色の効果 4 緑色

2017.04.15 (土)

色には、人に対してさまざまな影響を与える力があると言われています。私たちの生活の中にすんなりと溶け込んでなくてはならないほど密接している色。色はそれぞれに意味があって、持っている効果、効能が違います。この色の持つ力は、古代エジプトには医療で利用されていました。現代では、心理療法にも利用されています。

今回は「緑」についてお話しします。

緑色を選ぶとき、こんな心理が働いていると言われます。

人間の成長していく過程で、「個として自分の力で立つ」「人との関わりを持つ」「他を許容する、自己容認をする」ことを経て、
次の段階に入ります。「他人と調和する、愛を渡し受け取る」というステージです。
「調和」「協調性」「人とのバランス」を得るステージは緑色の象徴です。
緑色を選ぶとき、または好きな人は、周りの人とバランスをとりながら協調することができる人です。
周りの人から相談を受けることも多いと思います。緑色は、感情を和らげて幸せなきもちにする色。植物が人をリラックスさせるように人に安心感を与えられるのです。そして自分の心にも癒しを広げて、ゆとりを持っています。
こころにゆとりをもってリラックスしたとき、本来の自分に戻っていき、心の本質がみえてきます。自分が求めていることは何か、方向性を見つける手助けをしてくれます。

一方で、ネガティブに働いているときは、以下のように感じることがあります。
・嫉妬する。周りが羨ましく感じる。
・八方美人と言われる。
・頑固になって自分のからに閉じこもる
緑色が持つ「安定している」というキーワードの裏返しで、安定しているために刺激がなくてつまらない、という感情が出てきます。周りの自由な状態を羨しくなるなど、気持ちが癒されていない状態であるとも言われます。
このように、色が教えてくれる心理は、ポジティブとネガティブの二面性を持っています。
ネガティブに働いているようであれば、黄色の力を借りて、パワーアップすると良いでしょう。
・緑色の食べ物を食べる(ほうれん草、ケールなど)。
・翡翠(ひすい)。エメラルド。
・持ち物に緑色のものを入れる。ハンカチなど文具などで取り入れる。

自分らしさを取り戻したいとき、周りとの調和を図りたいとき、緑色のパワーはあなたの味方になります。

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